息子に会いたい

21歳の息子に先立たれてしまった母

2016年3月のブログ記事

  • コメント下さった方へ

    3月22日以降にコメントして下さった もくれんさん ゆうさん モコさん 櫻雅さん くろさん チャーリーさん amaotoさん もなかさん つつじさん totokoさん コメントをいただいていたことに全く気付いていませんでした。 コメントがついたら通知をするように設定してあったのに、なぜか一度も通知... 続きをみる

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  • 立ち止まったままでいい

    息子を亡くしてから ずっと心に抱え込んでいたおもりが どんどん重くなってきて 胸が締め付けられる。 時々、息をするのも辛くなる。 こんな重いおもりを引きずったままでは しんどくて 前には進めない。 もう ずっと立ち止まったままでいたい。 胸が苦しいのは変わらないけど 無理に引きずって歩くよりは 楽... 続きをみる

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  • 飼い主を亡くした犬

    昨日の夜のテレビ「天才!志村どうぶつ園」で見た、飼い主を亡くした柴犬こゆき。 5年前に、こゆきの飼い主である16才の少年が事故で亡くなってしまった。 こゆきはそれ以来、一日の大半を仏壇の前に座って過ごしているという。 少年の母親が息子さんを亡くした直後、仏壇の前で泣いていると、こゆきが来てその横に... 続きをみる

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  • 息子の夢

    息子の夢を見た。 3才ぐらいの頃。 夫といっしょにお風呂に入るところだった。 かわいいかわいい息子の姿。 お父さんとお風呂に入るのが嬉しいのか、ニコニコ笑っていた。 話もした。 すべすべでやわらかいほっぺた。 とても愛くるしい笑顔の息子。 夢から覚めて、涙が溢れてきた。 夢の中の息子の声が、息子の... 続きをみる

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  • あの時

    あの時、あんなことを言わなければ あの時、こうしていれば やっぱり考えてしまう。 考えずにはいられない。 去年のあの日 5年前のあの時 10年前のあの時 幼い頃のあの時 赤ちゃんだったあの時 お腹の中にいた時でさえも 「あの時」はどこまでもさかのぼっていく。 それぞれのあの時を悔やみ、息子に謝る。... 続きをみる

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  • 一日の始まり

    今日も目覚めてしまった。 また息子のいない一日が始まる。 起きたくない。 何もしたくない。 取り敢えず布団から出よう。 頑張って起きよう。 そこだけ、そこだけ頑張ればいい。 息子に挨拶をして 娘も、もうすぐ起きて来る。 あとはいつも通り一日が始まる。 頑張らなくていい。 頑張らなくても一日は過ぎる。

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  • 霧の向こうに

    朝起きて外を見てみたら、すごい霧だった。 すぐ先も見えないくらいの濃い霧だった。   すごいなぁと思いながらしばらく見ていると、この霧の向こうには息子のいる世界があるような気がしてきた。 霧に向かって歩いて行くと、息子が待っていてくれる、手を伸ばしたら、霧の向こうから息子の手が伸びてきて、私を引っ... 続きをみる

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  • しんどい

    家の駐車場に車を停めていると、向こうから娘の同級生のお母さんとその御主人であろう人が歩いて来るのが見えた。 そのお母さんとは、娘が小学生の頃は何度か喋ったことはあるけど、それ以降は会っても挨拶すらしない、そんな間柄。 二人が私の方を見ながら、お母さんの方が御主人に何か言っている。 明らかに私のこと... 続きをみる

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  • ホワイトデーに

    去年のホワイトデーに、息子は私と娘にクレープを買って来てくれた。 そのクレープ屋は、私たち親子のお気に入りのお店で、子どもたちが小さい頃からよく利用していた。 テイクアウト専門のお店で、たくさんの種類のクレープの他に、ソフトクリーム、ポテト、フライドチキンなどがあり、値段も手頃なので、夕方になると... 続きをみる

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  • 52年

    テレビで高嶋政伸を見て、昔、高島忠夫、寿美花代の長男が亡くなったことを思い出した。 1964年、当時5ヶ月だった長男を、住み込みで働いていたお手伝いさんに殺されたという事件。 両親の留守の間に起ったことで、長男の姿が見えないという電話に家に戻り、浴槽に沈められているのを寿美花代が見つけた。 私は何... 続きをみる

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  • 羨む気持ち

    買いたい物があったから、ニトリに行った。 たぶん母親と息子であろう親子連れが、何組かいた。 どの親子も、息子が春から新しい場所で新しい生活を始めるのだろうか、それに必要な物を買いに来たという感じだった。 二人でカートを押しながら、あれがいい、こっちがいいと見て回っている。 その何組かの親子連れを見... 続きをみる

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  • 忘れない

    苦しくて、苦しすぎて 息子のことを忘れられたら・・・ なんてことが、頭をよぎることがある。 息子を忘れる? そんなことができるはずがない。 ほんの一瞬でもそんなことを考えてしまうなんて。 自分が楽になりたい、この苦しみから開放されたい。 そんなことを思う自分が許せない。 息子を忘れるということは、... 続きをみる

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  • 10ヶ月

    息子を亡くしてから10ヶ月。 「母さん、呼んだ?」 と、息子が来るような気がして、息子の名前を呼んでみる。 息子が亡くなったのが、まだ信じられないわけじゃない。 息子はもういない。 ちゃんとわかっている。 それでも名前を呼んでみる。 息子は来ない。 気配も感じない。 もしかしたら見えないだけで、呼... 続きをみる

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  • コメントに救われている

    私がブログを始めたのは、心の中の思いを吐き出すため。 私の周りには、同じ立場の人が、わかってもらえる相手がいなかったから、ブログに吐き出そうと思った。 息子が亡くなった直後は、母に聞いてもらっていた。 母にならわかってもらえると、そう思っていた。 でも違った。 何日かしてから、泣きながら話す私を見... 続きをみる

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  • 眠れない夜に思ったこと

    こんな時間なのに眠れない。 布団に入ってから息子のことを想い、号泣してしまって眠れなくなってしまった。 娘は自分の部屋で寝ているし、ひとりで静かな真っ暗闇の中、息子のことを想わないはずはない。 ここまで泣いてしまうと、もう眠れない。 昨日は雛祭りだったから、ちらし寿司を作った。 ちらし寿司は、一年... 続きをみる

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  • 春は嫌い

    駐車場の横に大きな桜の木がある。 花が咲くと、散った花びらが車の上に落ちてくる。 普段は、車を走らせれば花びらは飛んで行ってしまうけど、問題は雨の日。 花びらが車に張り付いて、車がピンク一色に染まってしまう。 雨の中、乗る前に、傘をさしながら花びらを払い落とさなければならない。 花びらが全部散って... 続きをみる

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