何もかもが
お正月が過ぎたと思ったら、成人式にセンター試験。 どうしても息子に繋げてしまう。 それが終われば、節分にバレンタインデー。 どんなことにも息子との思い出がいっぱい詰まっている。 そのあとは、卒業式、入学式という華やかなシーン。 本来なら息子は、今年大学を卒業するはずだった。 息子の晴れ姿はもう見ら... 続きをみる
悲しまないで
息子に供えているお花の水を替えようとしたら、水滴が息子の写真に落ちた。 水滴は、息子の目からこぼれるように流れていた。 息子が泣いているように見えた。 息子が泣いている。 何が悲しいのだろう。 私が泣いてばかりいるから? 私が息子を悲しませているのなら ごめんなさい。 私が笑ったら、息子も笑ってく... 続きをみる
息子に会いたい
テレビで流れるGoogleのCM。 今年はやりたいから始めよう。 いろんな「やりたい」がある。 それぞれの「やりたい」を聞く度に、無意識に心の中でつぶやいている。 「志望校に受かりたい」 息子に会いたい 「フルマラソン完走したい」 息子に会いたい 「高級な寿司が食べたい」 息子に会いたい 「ダンス... 続きをみる
今年も苦しい正月
大晦日と元日に、いつものように母の家にみんなで集まった。 集まったのは、兄、義姉、姪、甥ふたり、私、娘。 甥たちは、年齢がそれぞれ息子のふたつ上とふたつ下。 どうしても息子と重ね合わせてしまう。 目の前で、義姉が甥たちと 話している 笑いあっている 触れあっている ごくごく日常の当たり前のワンシー... 続きをみる