眠れない夜に思ったこと
こんな時間なのに眠れない。
布団に入ってから息子のことを想い、号泣してしまって眠れなくなってしまった。
娘は自分の部屋で寝ているし、ひとりで静かな真っ暗闇の中、息子のことを想わないはずはない。
ここまで泣いてしまうと、もう眠れない。
昨日は雛祭りだったから、ちらし寿司を作った。
ちらし寿司は、一年に一度、この日にしか作らない。
そう決めたわけではないけど、普段は作ろうとは思わないから作らないだけで。
娘は、毎年このちらし寿司を楽しみにしている。
今年も、美味しいとたくさん食べてくれた。
晩ご飯のあと、娘はスマホをいじりながらうたた寝をしだした。
また寝てるなと思っていたら、突然むくっと起きて
「そうや!ひなあられを食べなあかん!」
いきなり何!?
びっくりして見ていたら
「雛祭りやから、ひなあられを食べる」
と、食べ始めた。
しばらく食べてからお茶を飲み、またうたた寝し始めた。
その様子がおかしくて吹き出してしまった。
息子と同じように、私の大切な愛しい娘。
この子の幸せのために、私は生きている。
何があっても、娘にだけは幸せになってほしい。
心の底からいつもそう願っている。