息子に会いたい

21歳の息子に先立たれてしまった母

2016年4月のブログ記事

  • ストレス

    私は、ストレスから立ち直るのは早い方だと思う。 嫌なことがあったり、失敗をしてしまったら、その時は落ち込んでしまうけど、とことん落ち込んでから、考えてもどうしようもないことはいつまでもくよくよ考えない、すんでしまったことは忘れる、同じ失敗を繰り返さないように気を付ければいいんだと、すぐに立ち直るこ... 続きをみる

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  • なんでやねん

    玄関を出たら、同じ階の人にばったり会った。 その人は私を見た瞬間、めっちゃ驚いて 「あっ!」 と言ったあと しどろもどろになって 下を向いたまま 「お、お、お、お、おはようございます」 と言いながら立ち去って行った。 「あっ!」って なんやねん。 何が 「あっ!」やねん。 なんで人の顔を見てそんな... 続きをみる

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  • 写真の中の息子

    息子の写真に話しかけていると、息子が何か言いたそうな表情を見せる。 唇が動いて、今にもしゃべりだしそうな気がする。 「いつまで泣いてるねん」 とか 「ええかげんにせえよ」 って言うんかな。 心配? だったら、出て来てよ。 そんな狭いとこに入っていないで。 優しく頭をなでてよ。 怒ってもいいから、怒... 続きをみる

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  • 気持ちをわかってもらえることの大切さ

    前回のブログに、マンションの役員になったことを書いたが、役員に決まったとわかった時には、目の前が真っ暗になった。 一番顔を合わせたくない人たちの中に自分の身を置くことが、恐ろしくて恐ろしくてたまらなかった。 すぐにでも引越しをしてしまいたいと思った。 役員会の日が近付くにつれ、心がどんどん重くなっ... 続きをみる

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  • 役員

    マンションの役員に決まってしまった。 立候補がいなかったら公開抽選で決めるのだけど、そろそろ当たるかもとは思っていたが、できるなら今年だけは当たりたくなかった。 なるべく知ってる人には会いたくないと、家から出るだけでもかなりの勇気がいるのに、役員会という集まりに参加するのは苦痛以外のなにものでもな... 続きをみる

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  • 入学式

    今日は、小学校と中学校の入学式だったようだ。 お父さんと手をつないで、飛び跳ねるように歩きながら、入学式へと向かっていた息子の姿を思い出す。 その時に、お父さんに甘えるようにくっついてふたりで撮った写真が、家に飾られてある。 野菜が嫌いだったから、給食を全部食べられるかどうか不安でたまらなかったけ... 続きをみる

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  • 心の蓋

    時々 見たこともない場面が 目の前に浮かんでくる。 息子が飛び降りる姿が。 見てもいないのに。 まるでその場で見ているかのように。 なんでなんだろう。 ひどい時は 一日に何度も浮かんでくる。 そんな恐ろしい場面を なんでわざわざ思い浮かべるのか。 自分がわからない。 何も感じたくない。 息子を忘れ... 続きをみる

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  • 11ヶ月

    息子の11回目の月命日。 11ヶ月前のあの日から、なんで私は生きているのだろう、私の人生ってなんなんだろうと、何度も考えている。 31年前に亡くなった父は肺がんだった。 発見した時にはもう手遅れで、入院してから4ヶ月で亡くなった。 最後のひと月ぐらいは寝たきりだったから、私は結婚したばかりで、仕事... 続きをみる

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  • 娘の新しいスタート

    娘がこの春、異動になり、今日から新しい職場での仕事がスタートした。 何年かごとに異動になるのは決まっていることで、前のところには4年いたから、この春には間違いなく異動になるだろうとは言っていた。 娘にとっては、二度目の異動だ。 家からは少し近くなり、朝は今までよりも15分ほどゆっくりできることにな... 続きをみる

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  • ただ生きている

    昨日、あることでちょっとした失敗をした。 それで誰かに迷惑をかけたわけではないけれど。 下手したら、失敗したことにさえ気付かずにいたかも知れない。 それが原因で何事も起こらなくてよかった。 そのことにちゃんと気付けてよかった。 それは、息子のおかげだと思う。 無事に済んだこと、気付かせてくれたこと... 続きをみる

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