気持ちをわかってもらえることの大切さ
前回のブログに、マンションの役員になったことを書いたが、役員に決まったとわかった時には、目の前が真っ暗になった。
一番顔を合わせたくない人たちの中に自分の身を置くことが、恐ろしくて恐ろしくてたまらなかった。
すぐにでも引越しをしてしまいたいと思った。
役員会の日が近付くにつれ、心がどんどん重くなっていった。
その不安をひとりで抱え込んでいるのが辛くて、娘に聞いてもらおうと思ったけど、それもできなかった。
娘に心配をかけるのも、娘の前で大泣きしてしまうのも嫌だった。
役員会の日の朝、早くに出かける娘を見送ってから、声を上げてわあわあ泣いた。
しばらく泣き続けたあと、顔を洗い、化粧をし、行くしかないと心を決めた。
ブログにも書いたように、完全になくなったわけではないけど、今では不安は減り、気持ちがかなり楽になった。
昨日、娘に、役員に決まったことを伝えた。
不安でたまらなかったことも全部話した。
役員になったと話した時の娘の第一声は
「嘘やん?!」
だった。
娘は、役員会の日の朝のことを
「お母さんのテンションが異常に低いから、おかしいなと思っててん」
と言った。
引越しをしたいと思ったことは話さなかったけど
「引越ししてもいいんやで」
と言ってくれた。
嬉しかった。
一瞬涙が溢れそうになったけど、泣かずに話せた。
気持ちをわかってもらえたことが、何よりも嬉しかった。
娘とは息子のことを話すことはほとんどないけど、ちゃんとわかっていてくれているんだと、改めて感じた。