息子に会いたい

21歳の息子に先立たれてしまった母

夢の中で

先々週から三連休にかけて、一週間ほど体調を崩していた。


喘息の症状が出て、それがおさまってきたら今度は熱が出てきた。

前に喘息になったのはいつのことだったのかもわからないぐらい、何年ぶりかの喘息だった。

熱は高い時でも37度9分だったが、布団の中で

そろそろ息子が迎えに来てくれんかなぁ

と思ったり、娘のことを思い

いや、まだ早すぎる

と思って、でも会いたくて会いたくて・・・

泣いていた。


そんな中、息子の夢を見た。


ディズニーストアみたいな所に、夫と娘と息子と4人でいた。

娘は小学校4、5年、息子は3才ぐらいだった。

夫が

「クッキーを買ってあげる」

と言い、私は、直径20cmぐらいの丸い缶のやつを選んだ。

息子は、私のよりもひと回り大きい、水色でミッキーやミニーの絵のかわいいのを抱えてにこにこ笑っていた。

娘は、バイオリンのケースよりも大きなピンク色の長い楕円形の缶を持っていた。

「そんなデカいのがあるんや」

と、私はびっくりした。

店員も

「それを買うんですか?!」

なんて言っている。


誰もクッキーが特別に好きわけではないのに、なんでクッキーなのかよくわからないけど、夫も娘も息子も、そして私も嬉しそうだった。

楽しそうだった。

親子4人でみんな幸せそうだった。


その翌日も息子の夢を見た。

でも、どんな内容だったのか全く覚えていなかった。

確かに夢の中で息子と会えた。

それは間違いない。

なのに、どんな会話をしたのか、していないのか、なんにも覚えていない。

悔しい。

でもね、嬉しい。

息子が会いに来てくれた。

それがとても嬉しい。

また会いに来てほしい、夢の中に。

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