息子に会いたい

21歳の息子に先立たれてしまった母

ただ生きている

昨日、あることでちょっとした失敗をした。

それで誰かに迷惑をかけたわけではないけれど。

下手したら、失敗したことにさえ気付かずにいたかも知れない。


それが原因で何事も起こらなくてよかった。

そのことにちゃんと気付けてよかった。

それは、息子のおかげだと思う。

無事に済んだこと、気付かせてくれたことを、息子に感謝した。


何かに気付かされたり、忘れていた大事なことを思い出したりした時や、悩み事が解決できた時、それは全て息子のおかげなんだといつも思う。

夜ぐっすり眠れた時にも。


この間、辛くて寂しくて息子に会いたくてたまらなくなって、息子の名前を呼びながら大泣きしていたら、そばで微かに人の気配がした。

ほんの少しだけど、確かに気配を感じた。

息子が私のことを心配して来てくれたのだろうか。


一時は、前向きになろうと思っていた時もあったけど、今はそんな気にもなれない。

毎日が辛くてたまらない。

泣いてばかりいる。

でも、生きてはいける。

娘の存在が、私を生かしてくれている。

息子が私を助けてくれる、守ってくれると感じられることで生きていける。

ただそれだけでいいんだと、今は思う。


いつまでも泣いていて、心配ばかりかけて、息子に申し訳なく思う。

でも、息子に二度と会えないことがあまりにも辛すぎて、こんな生き方しかできない。



こんな弱い母だけど、ごめん。

許してね。






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