息子に会いたい

21歳の息子に先立たれてしまった母

飼い主を亡くした犬

昨日の夜のテレビ「天才!志村どうぶつ園」で見た、飼い主を亡くした柴犬こゆき。


5年前に、こゆきの飼い主である16才の少年が事故で亡くなってしまった。

こゆきはそれ以来、一日の大半を仏壇の前に座って過ごしているという。

少年の母親が息子さんを亡くした直後、仏壇の前で泣いていると、こゆきが来てその横に座り、それ以来ずっとこゆきはそこで過ごすようになった。

時々、外で子供達が遊んでいる声がすると、窓に行き眺めている。


動物と話ができるというハイジが、こゆきの気持ちを確かめるために、こゆきに会いに来た。


ハイジによると、こゆきが仏壇の前にいつもいる理由は、

こゆきは、少年の母親がいつも仏壇の前で泣いているのを見て、こゆきが母親の横に座ると、少しだけ母親の表情が和らぐのを感じた。

こゆきが仏壇の前にいれば、母親が悲しむ時間が少しでも減るのではないかと、それで仏壇の前にいるのだという。

仏壇の少年の写真を、ずっと見ていたいという思いもある。


少年が亡くなったことを理解しているのかどうかということを、ハイジに確かめてもらうと、

少年がいつまでたっても帰って来ない。

こゆきが、家の中を何度も何度も探し回っても、少年の姿は見えない。

御両親の顔を見たら、いつも涙を流している。

それでこゆきは、少年はもう二度と帰って来ないんだと感じた。

でも確信が持てなくて、外で子供達の声がすると、もしかしたら少年がいるかもと見に行く。


少年は、アルバイトに行き事故にあった。

こゆきの散歩には、少年がいっしょに行っていた。

少年がこゆきと出かけた時には、必ずいっしょに家に戻って来た。

少年が亡くなったのは、自分がいっしょに行かなかったから、いっしょにいなかったからだと、こゆきは自分を責めているのだという。


犬も人間も、愛する人を亡くした思いは全く同じなんだと感じた。

御両親の悲しみ、こゆきの悲しみ、こゆきの少年と残された少年の御両親に対する愛が、痛いほどに伝わってきて、涙が止まらなかった。

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