息子との会話
「今日いっしょに遊んでた〇〇君って2年生?」
「そうやで」
「上級生といっしょに遊んでたん?」
「僕も2年生やで」
息子が小学校2年生になってすぐの頃。
2年生になったことをすっかり忘れていた私。
何度も謝りながらいつまでも笑いが止まらない私のことを、不思議そうに見ていた息子の顔が浮かぶ。
息子が亡くなって以来、笑いながら息子のことを思い出したのは初めてかも知れない。
でも、笑った後には涙が溢れてしまう。
泣かずに息子のことを思い出せるようになるのには、まだまだ時間がかかりそうだ。