ブログ
息子がいなくなってから、いろんな人のブログを読み、同じ思いをしている人がたくさんいることを知った。
そして、誰にも話せずにいる自分の心の内を溜め込んだままにせずに、ちゃんと吐き出すべきだと思って、ブログを始めることにした。
記憶を手繰り寄せてブログを書いてると、思い出すのは辛くて悲しいことばかりだから、どうしても涙が出てくる。
時には号泣してしまって、なかなか先に進めずにいることもある。
こんなふうに、わざわざ辛いことを思い出して号泣してまでブログを書く必要があるのだろうか。
ブログを書かなくても、息子のことを思い出しては涙する毎日には違いないのだけど。
ブログを書くことで悲しむ時間が余計に増えるのなら、ブログなんかやめてしまえばいい
そう思った。
でも、やめない。
やめてしまったら、吐き出せる場所がなくなってしまうから。
自分の中に溜め込んでしまうから。
たとえ大泣きしながらでも、思いを吐き出すことの方が、私には必要だと思うから。