生きていくこと
暇な時は、録りためておいた韓国ドラマを観る。
最近は、ドラマに必要以上にのめり込んでいる気がする。
登場人物にムカついたり、ハラハラしたり。
最後にはどう終わるのか予想できるし、ただの作りもの、ドラマの中での出来事なのに、マジで腹を立てたり、かわいそうでたまらなくなったりする。
ふっと我に返って、なんでこんなにも真剣になっているのだろうと思った。
私はたぶん、そうやって現実逃避をしている。
少しでも息子のことを考えなくてすむように。
だけど、ドラマを観ていても、息子を思い出してしまうシーンがあって泣いてしまったり、目を背けてしまいたくなることもある。
息子のことを忘れたいわけじゃない。
忘れられるはずがない。
息子を思うと辛いから、苦しいから、寂しいから、そこから逃れたくなる時がある。
でも、私の心は息子でいっぱいだから、息子への思いで溢れかえっているから、何を見ても、どこにいても、息子を思い出す。
今更だけど
生きるってことは辛い。
生きていくのは苦しい。
悲しい。