息子に会いたい

21歳の息子に先立たれてしまった母

命日と誕生日

昨日は息子の命日、そして、息子の22才の誕生日だった。



あの日から一年。


あの日のことは、まるで昨日のことのようにはっきりと覚えている。

夢であればいいのにと、何度思ったことだろう。

夢であればいいのにと、今でも思う。


まさか自分の身にこんなことが起こるなんて、信じたくなかった。

どうやって生きていけばいいのかわからなかった。

息子がいないのに、生きていたくなんかなかった。

息子は生きていくことができなかったのに、たとえ見かけだけでも普通に生活している自分が許せなかった。


今は、ちゃんと最期まで生き抜かなければならないと、なんとかそう思えるようになった。


自分を責める気持ちは変わらない。

息子が生まれてから、その前の、お腹に宿った時からあの日までのことを思い出しては、後悔することばかり。

ずっと自分を責め続けている。

そんなことをしてもどうにもならない、そんな私の姿を見たら息子が悲しむとわかってはいるけど、どうしても自分を責めてしまう。

時薬というものが本当にあるのなら、時薬が本当に効くのなら、悲しみが消えることはなくても、いつの日にか、自責の念は和らいでいることを信じたい。


息子の部屋もあの日のまま。

何度も片付けようと思ったけど、部屋に入るだけで涙があふれてくる。

踏ん張っていても、足が震えてきそうになる。

まだいい、そのままでいい。

いつかはできるだろう。

それまでは、息子の部屋の時は止まったままでいい。




本当に辛い一年だった。

胸がえぐられるほど苦しかった。

こんなにも苦しいのに、なんで私の心臓は止まらずに動いているのだろうと思った。


でも、まだ一年。


たったの一年。


あと何年も何十年も、息子のいない世界で生きていかなければならない。




去年の今頃は・・・

と思うそこには、もう息子の姿はない。

息子のいた時が、だんだんと遠い過去のことになってしまう。


22才になった息子を見たかった。

22回目の誕生日を祝ってあげたかった。

22才の息子といっしょに話をして、いっしょに笑いあって、いっしょにご飯を食べて、ずっといっしょにいたかった。


息子の声が聞きたい。

息子に触れたい。


会いたい。


会いたいよ。


すごく会いたい。


息子に会いたい。




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