息子に会いたい

21歳の息子に先立たれてしまった母

気持ちをわかってもらえることの大切さ

前回のブログに、マンションの役員になったことを書いたが、役員に決まったとわかった時には、目の前が真っ暗になった。

一番顔を合わせたくない人たちの中に自分の身を置くことが、恐ろしくて恐ろしくてたまらなかった。

すぐにでも引越しをしてしまいたいと思った。


役員会の日が近付くにつれ、心がどんどん重くなっていった。

その不安をひとりで抱え込んでいるのが辛くて、娘に聞いてもらおうと思ったけど、それもできなかった。

娘に心配をかけるのも、娘の前で大泣きしてしまうのも嫌だった。


役員会の日の朝、早くに出かける娘を見送ってから、声を上げてわあわあ泣いた。

しばらく泣き続けたあと、顔を洗い、化粧をし、行くしかないと心を決めた。



ブログにも書いたように、完全になくなったわけではないけど、今では不安は減り、気持ちがかなり楽になった。


昨日、娘に、役員に決まったことを伝えた。

不安でたまらなかったことも全部話した。

役員になったと話した時の娘の第一声は

「嘘やん?!」

だった。


娘は、役員会の日の朝のことを

「お母さんのテンションが異常に低いから、おかしいなと思っててん」

と言った。


引越しをしたいと思ったことは話さなかったけど

「引越ししてもいいんやで」

と言ってくれた。


嬉しかった。

一瞬涙が溢れそうになったけど、泣かずに話せた。

気持ちをわかってもらえたことが、何よりも嬉しかった。

娘とは息子のことを話すことはほとんどないけど、ちゃんとわかっていてくれているんだと、改めて感じた。

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