今日のニュースで
「車の中で男女3人が練炭で自死」
詳しいことはわからないけど、3人はインターネットを通して知り合ったのかも知れない。
ひとりでは死ぬことができないけど、誰かといっしょになら死ねるだろうとインターネットで呼びかけたのなら、もしインターネットがなかったら、ひとりでは無理だからと自死するのは諦めようと思わなかっただろうか。
インターネットは便利ではあるけど、その反面、すごく怖いものだと改めて感じた。
「高校生の長男と母親が自宅で自死」
受験がうまくいかなかったことを苦に自死した長男のそばで、母親も亡くなっていた。
長男が自死しているのを発見した母親が、すぐにあとを追ったようだ。
子どもを亡くした親なら、一度でも、一瞬でも、あとを追いたいと考えたことがあると思う。
でも、残された家族のことを考えるとできない。
この母親は、残される家族のことは考えなかったのだろうか。
あまりのショックでそんな余裕もなく、発作的にすぐにあとを追ってしまったのだろうか。
最初にネットで見た時、羨ましいという思いが頭をかすめた。
そんな自分に涙が止まらなかった。
「高1の男子生徒が担任、同級生の目の前で飛び降り」
これは私の母校でのことだ。
以前なら、自分の母校で起こったことにとても驚いただろう。
今は、その子の苦しみ、ご家族の悲しみを思う。
自死遺族でなければ気付かない思い。
今現在、私が今日のニュースで見ただけで、6人の方たちが自死で亡くなっている。
どれだけ悩んで苦しんで逝ったのだろう。
息子と重なってしまう。
残された遺族の方々の気持ちを思うとやりきれない。