母親としての思い
DAIGOと北川景子の会見を見て、幸せそうなふたりの姿に微笑ましくもあるけど、息子にもあんなふうに愛する人と新しい家庭を築いていくという、幸せな未来があったはずなのにと思う。
時々、会ったこともない息子の元彼女のことを思い出す。
息子のことは忘れて、のうのうと暮らしているのだろうと思うと、怒りが沸き起こってくる。
息子が逝ったその日に、彼女はツイッターに「昨日、彼氏に別れを告げましたぁー」と、おもしろおかしく書き込んでいた。
それを見た時は息子がかわいそうで、彼女のことが憎くてたまらなかった。
でも、私は彼女のことを恨んではいない。
きれい事だと思われるかも知れない。
全く恨む気持ちがないかといえば嘘になる。
彼女と出会わなかったら、息子を失うことはなかったかも知れない。
それでも、たとえ彼女のことが原因だったとしても、息子があんな選択をしてしまったのは、母親である私のせいだと思う。
母親として至らなかった、息子をそんなふうに育ててしまった私のせいだと。
私がそう思っていることに対して、娘も含めいろんな人に、それは違うと言われ、コメントでも何度かお叱りの言葉をいただいた。
それでも、どうしてもその思いだけは消すことはできない。
私が息子の母親である限り、母親だからこそ、永遠にこの思いは消えることはないのだと思う。